「お供え物には、一番のご馳走を?!今だったら何だろう…」木谷仏壇の女性社員さんにお仏壇や仏具の意味をインタビュー!

「お仏壇で鳴らすあのチーンというものは、なんの意味があるんだろう?」

僕は仏具に関しての疑問と言われた時、まずこのことが浮かびました。
今ではおじいちゃんの家にしかお仏壇がないという方も多いですが、皆さんのお家にはありますか?
今回は仏壇店さんに大学生が突撃インタビューをすることで、お仏壇や仏具を通して日本人としての”心”を探ります。
今まで意味がわからなかったお仏壇の中身、仏具に宿る意味を知ると、お仏壇を見るのがもっと面白くなりました!
この取材では、木谷仏壇高松本店さんにお邪魔しました。

【紹介】

Mさん
木谷仏壇高松本店の女性社員。
優しく思いやりがあって、とても丁寧な対応。

高原
香川大学経済学部卒。
留年の危機に苛まれるが、2018年3月無事卒業。
with cafe特派員として活動中。

第1回~まずは売り場の紹介をしてもらいました~

これってなんですか??
これは華足(けそく)や供笥(くげ )と呼ばれるものです。
何に使うと思います?
んー、なんとなくお米とかをのせてたような…

惜しいですね!
こちらには、お餅をのせます。
お餅というのが、その時代に一番のご馳走だったからです。
そうだったんですね。
現代にはご馳走がたくさんあるので、今だったら他のモノが供えられていたのかもしれないなあ。
そうかもしれないです(笑)
昔のものとして突き放すのではなく、日本人とともに歩んできた身近なものなので、親しみを持っていただけると嬉しいですね。
なるほど!
おじいちゃんの家にお仏壇があるのは普通でしたが、両親の家には無いことも普通に思っていました。
今度両親に、なんでお仏壇を置いていないのか聞いてみようかなあ。

 

そもそもご自宅の宗派ってご存知ですか?
いやあ知らないですねえ、確か日蓮宗だったような…。
実は皆さんあまり覚えていないですよねえ。
私も知らなかったんですよ、この業界に入るまで。
自分のお寺や宗派について、あまり興味ないですよね。
だから若い人があまりお仏壇のことを知らないのも、当然だなあと思います。
供養業界に入って、いろいろな仏具の意味や文化などを知っていくと、お仏壇への興味は増しましたか?
増しましたね!
自分の家にあるお仏壇のこととか、テレビで映るものを気にするようになりました。
やっぱりお仏壇って会社で習ったように仏具が配置されているんだなあとか、テレビでお仏壇が映るとこれはうちでも扱っている商品だなとか(笑)
そういう楽しみ方ができるようにはなりましたねえ。
そういう楽しみ方もできるようになるんですね(笑)
何事も、学んでみると新しい発見があるものですね!

 

お客さんはご年配の方が多いんですか?
そうですねえ。
常連さん、例えばろうそくなどを毎月買われる方はご年配の方が多いですね。
ただ、お仏壇や仏具は、ご家族が亡くなられて必要とされる場合が多いので、その場合は年齢を問わず来られますね。
そうなんですね。イメージだと仏壇店の接客は、アパレルのように賑やかな接客ではなく、静かな接客というイメージがあります。
アパレルほどキラキラしてはないです(笑)
ただ明るくて、思いやりがある社員が多いですねえ。
私からは輝いて見えます!あと、この業界という性質上、お客様はご不幸があって来られるわけなので、最初は元気がなかったけれど、お話ししていく中で、徐々に明るくなっていただけたりするんですよ。
全部が全部じゃないけど、話を聞くこともできて、人に寄り添う接客ができる。
そこはやっぱり自分がいてこそですし、自分がお客様に貢献できてるんだ!という気持ちを強く持つことができるので、いい部分かなあと思いますねえ。
仲良くなって、指名してくださる方もいるので、それも嬉しいですね(笑)
それはとっても素敵ですね!
接客のお仕事がしたい!という学生は多くいると思うんですが、なかなか仏壇店の接客事情を知る機会ってなかったので、今回知ることができてよかったです。
個人個人のお客様に寄り添うことができるって、本当に素敵なことですねえ。
Mさん、本日はありがとうございました!
こちらこそ、お越しいただきありがとうございました。
まだまだ勉強中ですが、頑張ります!

 

あとがき

仏壇業界ってなんだろう?お仏壇に飾っているトゲトゲしたものってなんだろう?
という全くわからない状態でのインタビューとなったため、全てが新鮮で面白かったです。
今まで親しみが持てなかったものも、その由来や歴史、意味合いを知ることで急に身近に感じることができました。
初対面で仲良くなるにはお互いの自己紹介が欠かせないように、よくわからないものに関しては、お互いが歩み寄る必要があるなあと感じました。
木谷仏壇に行けば、必ずMさんが優しく歩み寄ってくれますよ!

「仏壇業界に興味がなかったけど、話を聞いてみたいかも!」
「あたたかい接客って魅力的だなあ。」
と思った方は、With cafeのTwitterやHPのお問い合わせページからお声がけくださいね。
僕が実際に行って、話してみると、それまで思っていたイメージや、行ってみて体験してみるのとでは大違いでした。
ぜひ、木谷仏壇に興味を持ってくれると嬉しいです。

ちなみに、我が家にお仏壇がないのは、おじいちゃんやおばあちゃんがまだ元気だからとのことでした。
亡くなったら、今おじいちゃんの家にあるお仏壇を引き取る予定らしいです。
確かに、そう言われてみればそうだなと思いました!

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